銅と亜鉛、二種類の二価イオンは水中において相加作用による素晴らしい殺菌、を発揮し、細菌・ウイルス・カビ・ヌメリ・藻を抑え脱臭効果を発揮します。

銅は金属の中でも最大の殺菌力を持っています・・

O-157
腸管出血性大腸菌O157 とは、毒力の強いベロ毒素を産生する大腸菌の一種。
抵抗力の弱い乳幼児や小児、高齢者が感染すると、腎機能や神経学的障害などの
後遺症を残す可能性のある溶血性尿毒症症候群(HUS)を併発するなど重症となる場合もあります。
このO-157に対し、銅が効果を発揮することが試験によりわかっています。

インフルエンザウイルスやノロなどのウイルス
A型インフルエンザウイルスを銅表面に接触させ経時的に感染数を測定した結果、
1時間後に接種量の75%相当のウイルスが死滅し、6時間後は0.025%まで減少。
さらに最近はノロウイルス(ノロ代替ウイルスのネコカリシウイルスで実験)に対する不活化にも有効と判明しています。

レジオネラ菌
銭湯や温泉施設などで問題になっているレジオネラ菌に対してすぐれた殺菌効果をもつことが実証されました。

クリプトスポリジウム
水や人の手を介して感染し、激しい腹痛や下痢を引き起こす病原菌微生物、この微生物は塩素に強く、
水道水の塩素消毒でも死滅しないため、たいへん恐れられていまが、銅イオンによってクリプトスポリジウムの
オーシスト(クリプトスポリジウムを覆う硬い殻)の形がくずれたり、壊れたりする事が発見されました。


一般的な蚊であるヒトスジシマカ(ヤブ蚊)の幼虫(ボウフラ)を銅製の容器とガラス製の容器で飼って比較したところ、
銅製の容器のボウフラはすべて羽化せずに死亡。

米国も認定
2008年3月、米国環境保護庁(EPA)より、「銅、真鍮、ブロンズなどは人体に有害な致死性のある病原体を殺菌し、
公衆衛生に効果がある」という表示が法的に認可されました。
EPAが公衆衛生に実際に効果があると認めた個体材料は銅が初めてとのこと。
EPAの認める表示は、独立した検査機関が行った試験結果に基づくもので、
EPAの定める試験方法で行われ、銅および銅合金がMRSAをはじめとする各種病原体を殺菌することを証明したのです。

出典:(財)日本銅センター

金属イオンと殺菌作用 (Japan Lubricating Oil Society)

銅の殺菌性その1

銅と抗菌【日本銅センター】(動画)

銅の殺菌性その2

 効 果